京都創生連続講座 in 東京にて解説

京都創生連続講座in東京とは

「京都創生」の取組をご理解・応援いただくため、京都の美しいまちなみ景観や蓄積されてきた文化についての連続講座(入場無料・事前申込制(各定員300名))です。

本講座の第2部で行われる「今様・白拍子披露」において、濱崎が解説を行います。

開催日時【第1部】2月24日(金)13:00〜15:00
【第2部】2月24日(金)16:00〜18:00
料金入場無料
会場大和ハウス東京ビル2階ホール
(千代田区飯田橋3-13-1)
アクセスJR「水道橋駅」西口徒歩2分
JR「飯田橋駅」東口徒歩7分
東京メトロ有楽町線・南北線・都営大江戸線「飯田橋駅」A1出口徒歩7分
東京メトロ東西線「飯田橋駅」A5出口徒歩約4分またはA2出口徒歩7分
お申込み京あるき in 東京 2017のホームページをご覧ください。
http://kyoaruki.jp/events/view/31
お問い合わせ「京あるき in 東京 2017」事務局 03-3526-2556
内容【第1部】京町家トーク「祇園祭と京町家」

○基調講演「町衆が育む京の美意識」
講師:吉田 孝次郎
  (京都生活工藝館無名舎主、(公財)祇園祭山鉾連合会前理事長)

○対談「京のくらし、まつり、年中行事」
話し手:吉田孝次郎
聞き手:増井 正哉(京都大学大学院教授)
共催:(公財)京都市景観・まちづくりセンター 他
協賛:株式会社LIXILグループ、彌榮自動車株式会社

【第2部】「古典の日」から考える~雅の平安文化力~

○「古典の日」について
 説明:山本 壯太(古典の日推進委員会ゼネラルプロデューサー)
○今様・白拍子披露
 解説:濱崎 加奈子((公財)有斐斎弘道館代表理事)
○講演 「京都における平安文化とこれからの文化創生」
 講師:冷泉 貴実子((公財)冷泉家時雨亭文庫常務理事)

詳細はこちらをご覧ください。

京都創生PR事業「京あるきin 東京2017 ~恋する京都ウィークス~」
イベントページ 京都創生連続講座 in 東京 ★
http://kyoaruki.jp/events/view/31

京町家まちづくりファンド感謝祭にて基調講演

京町家まちづくりファンド感謝祭「あなたが支える京町家」にて基調講演を行います。
京都の景観やまちづくりにご興味がある方は是非、ご参加下さい。

京町家まちづくりファンドとは

京町家まちづくりファンドは、市民や企業の皆様の力で、京町家を再生することにより、京都ならではの暮らしの文化や京都の伝統的・文化的な町並み景観を未来に継承する事業です。

日程平成29年1月29日(日)
時間午後1時30分~午後4時(受付開始 午後1時)
会場しんらん交流館 2階 大谷ホール 京都市下京区烏丸通花屋町西入る
(東本願寺北側)
参加費無料
主催公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター
共催京都市都市計画局まち再生・創造推進室
協賛サッポロホールディングス株式会社(飲料提供)
内容<事業報告会/トークイベント>
京町家まちづくりファンド改修助成および普及啓発事業の直近の成果と、
ファンドを活用され、建築当初の姿に改修された京町家での
豊かな暮らしの様子をご紹介します。

<基調講演>
文化三年(1806年)京都御所近くに設立された私塾「有斐斎 弘道館」の
再興を通じた、京都文化の継承と発信の活動について。
【講師】濱崎 加奈子氏(有斐斎弘道館 館長)

<寄附者表彰式>
京町家まちづくりファンドへの寄附を通じ、
広く京都の景観の形成にご支援いただいた皆様へ、
京都市長から感謝状を贈呈いたします。

<アトラクション>
先斗町の芸妓さんによる日本舞踊と長唄をお楽しみいただきます。
【立方】 市さよ氏(左)
【長唄】 東音松浦 麻矢氏(右) 【三味線】 杵屋 禄秀
【演目】 松の緑 京の四季 梅の栄(予定)

詳細、お申し込みはこちらをご覧ください。
京町家まちづくりファンド「あなたが支える京町家」
http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000212/212305/tirasi.pdf

「上京区民ふれあい文化大学」にて講和

上京区民ふれあい事業実行委員会が主催する「上京区民ふれあい文化大学」は、様々な文化に親しみ、区民の皆様の文化への関心を高めるための活動です。

江戸中期の京都を代表する儒者である皆川淇園(みながわ きえん)が設立した学問所である弘道館。
その弘道館址に建つ数寄屋造の建物と庭園を見学し、お茶を楽しみながら、遠く江戸時代に思いをはせてみませんか。

日時平成29年1月21日(土曜)午後1時30分~午後3時(受付:午後1時)
会場有斐斎(ゆうひさい)弘道館(京都市上京区上長者町通新町東入)
※地下鉄「今出川駅」又は「丸太町駅」下車徒歩8分
定員30名(事前申込み,先着順)
受講料800円
内容お話「弘道館の歴史について」(有斐斎弘道館館長 濱崎 加奈子氏)
呈茶(菓子付き)と館内・庭園の見学
申込み方法上京区役所(京都市)のホームページをご覧ください。
http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000211965.html
主催上京区民ふれあい事業実行委員会,上京区役所
問合せ(事務局)上京区役所地域力推進室まちづくり推進担当(上京区今出川通室町西入堀出シ町285)
電話 075-441-5040

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000211965.html

SCWF二条城 / Living History in京都・二条城

国宝・二条城二之丸御殿にて、後水尾天皇の行幸を再現

2016年10月、東京オリンピック2020の最初の文化イベント「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」が京都で開催されました。世界遺産二条城では、「第三代将軍徳川家光による後水尾天皇への饗応を再現」をコンセプトに、各国政府関係者をはじめとする招待者と、市民千人をお招きしました。
この一夜限りの歴史的なおもてなしの再現に、濱崎が総合プロデューサーとして参画いたしました。

国宝・唐門前の庭燎(かがり火)

小堀遠州の代表作「二之丸庭園」をライトアップ

公家の教養でもあった日本のスポーツ・蹴鞠の実演

寛永サロンにちなむ四代池坊専好氏による立花

400年前も天皇と将軍がご覧になった能楽の実演

主催/スポーツ・文化・ワールド・フォーラム京都実行委員会(担当/京都市文化市民局 京都芸術都市推進室 文化芸術企画課)

写真撮影/大道雪代

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Living History in京都・二条城については下記をご覧ください。

・Living History in京都・二条城 https://livinghistory-nijojo.com/
・「『文化財を生かす』を実践的視野から考える-二条城におけるLiving History促進事業を例に-」(独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所文化遺産部遺跡整備研究室、令和2年度遺跡整備・活用研究集会報告書、pp.103-114)
https://repository.nabunken.go.jp/dspace/bitstream/11177/9557/1/BC06318044_103_114.pdf

糺勧進能

室町時代の勧進猿楽の再興

今から約550年前の寛正5年(1464)、将軍・足利義政公の前で行われた「糺河原勧進猿楽」(能楽公演)の再興として、賀茂御祖神社(下鴨神社)の重要文化財・舞殿にて、「糺勧進能」(平成27年5月)および「糺勧進猿楽」(平成28年4月)が行われ、濱崎が再興プロデューサーとして参画いたしました。


重要文化財の舞殿にて上演、約700名の方々が歴史的な再興を見守りました


仕舞「野宮」片山九郎右衛門


能「賀茂」前シテ(里の女) 観世清和(二十六世観世宗家)


アイ 茂山七五三


後ツレ(賀茂御祖神) 林宗一郎


後シテ(賀茂別雷神) 観世清和


弓矢神事


550年前の絵図にちなみ、本殿から舞殿へと橋掛りをかけました

主催:糺猿楽再興実行委員会
日時:平成27年5月30日
会場:賀茂御祖神社・舞殿
撮影:相澤裕明、宮下直樹

曲水の宴

北野天満宮にて「曲水の宴」を千百余年ぶりに再興するにあたり、濱崎が行事再興のプロデューサーとして参画いたしました。

学問の神様として知られる御祭神菅原道真公(菅公)は、その高い文才を評価されて、幾度も、宇多天皇主催の曲水の宴に文人として招かれています。その折に菅公が作られた詩文のいくつかは『菅公文草』に見ることができます。

このたびの再興においては、「和魂漢才」を掲げた菅原道真公を顕彰すべく、漢詩と和歌による曲水の宴といたしました。また、宇多天皇の御代に曲水の宴が催された折に菅公が作られた漢詩(一部)を朗詠として復興させ、今回が初披露となりました。


道真公ゆかりの紅梅殿と別離の庭


詩人=笹岡隆甫氏(華道未生流笹岡家元)/歌人=川尾朋子氏(書家)


詩人の髙﨑秀夫氏(京都銀行会長)


詩人は漢詩を、歌人は和歌をしたためます


道真公の漢詩と和歌にあわせて白拍子が舞います(今様白拍子研究所)

主催:北野天満宮
日時:平成28年11月3日
会場:北野天満宮 紅梅殿別離の庭
写真撮影:大道雪代

有斐斎弘道館

弘道館(こうどうかん)は、江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/1734-1807)が創立した学問所です。淇園は開物学という独自で難解な学問を創始する一方、詩文や書画にも優れた風流人で、門弟3千人と言われました。2009年にマンションになりかけたことから有志により保存の声があがり、2013年に公益財団法人 有斐斎弘道館(ゆうひさいこうどうかん)となりました。建造物ならびに庭園を保存するとともに、現代における学問所の再興をめざして、活動を続けています。