曲水の宴

北野天満宮にて「曲水の宴」を千百余年ぶりに再興するにあたり、濱崎が行事再興のプロデューサーとして参画いたしました。

学問の神様として知られる御祭神菅原道真公(菅公)は、その高い文才を評価されて、幾度も、宇多天皇主催の曲水の宴に文人として招かれています。その折に菅公が作られた詩文のいくつかは『菅公文草』に見ることができます。

このたびの再興においては、「和魂漢才」を掲げた菅原道真公を顕彰すべく、漢詩と和歌による曲水の宴といたしました。また、宇多天皇の御代に曲水の宴が催された折に菅公が作られた漢詩(一部)を朗詠として復興させ、今回が初披露となりました。


道真公ゆかりの紅梅殿と別離の庭


詩人=笹岡隆甫氏(華道未生流笹岡家元)/歌人=川尾朋子氏(書家)


詩人の髙﨑秀夫氏(京都銀行会長)


詩人は漢詩を、歌人は和歌をしたためます


道真公の漢詩と和歌にあわせて白拍子が舞います(今様白拍子研究所)

主催:北野天満宮
日時:平成28年11月3日
会場:北野天満宮 紅梅殿別離の庭
写真撮影:大道雪代