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京都かがみ

濱崎 加奈子/著(Mdn新書 2021/12/06)
失われつつある京都の伝統文化 京都は日本をうつす「かがみ」であり、自身をうつす「かがみ」であり、もしかしたら世界の「かがみ」であるかもしれません。今、日本の伝統文化は危機的状況にあります。私たちは、先人がつないできてくれたもの、残してくれた有形無形の資産を、未来へと再びつないでいく責務があります。本書は、数々の伝統文化の現場に携わってきた筆者が、京都への愛と感謝をこめて、京都と伝統文化の現状と未来への提言を記すものです。(Mdn新書HPより)

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京都 二条城と寛永文化 

濱崎加奈子(Living History in 京都・二条城 協議会 会長) (青幻舎 2022/9/24)
二条城へと向かった空前絶後のパレード「寛永行幸」から四百年。
いま、日本の美意識の源ルーツをクリエイティブな画期「寛永」に探る。
千年の都・京都。江戸時代の京都は出版文化の発祥の地であり、陶磁器や染色などの技術、産業の振興はめざましく、日本人の教養を高めた新しい文化芸術の展開も数多くみられました。なかでも寛永の時代は、「日本の文化の故郷」とも呼ばれるほど、多くの文化人が活躍した時代です。
後水尾天皇、徳川秀忠・家光、東福門院和子(まさこ)、小堀遠州、狩野探幽、 野々村仁清、松花堂昭乗、俵屋宗達、本阿弥光悦、池坊専好…。茶の湯、書画、いけばな、数寄屋建築、やきもの、小袖、出版など、多様な分野に綺羅星のごとく現れた、才気あふれるスター&百花繚乱のアートを一挙紹介します。(青幻舎HPより)

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香道の美学 その成立と王権・連歌

香道は、日本文化の隠れた頂点である。
本書は、香道研究にとって最も重要にもかかわらず、最もあいまいにされてきた、香道成立にいたる過程とその美学を、「王権」と「連歌」の切り口から解き明かす。香道史の空隙を埋めるとともに、日本人にとって香りとは何かを再考する。

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平成のちゃかぽん 有斐斎弘道館 茶の湯歳時記

江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園が創設した学問所の址地に建てられた数寄屋建築ならびに庭園で、伝統的な茶の湯を根底としながらも、平成の新しい茶の湯のあり方を模索しながら行われる茶会や茶事。その雰囲気をビジュアルに味わっていただくため、23会の茶会を紹介します。
(淡交社HP説明文より一部引用)

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壬生狂言鑑賞ガイド

壬生寺/編 (淡交社 2020/3/26)
京の古刹・壬生寺において、中興の祖・圓覚上人の創始による「大念佛会」をルーツとし、綿々と伝承されてきた壬生狂言は、ユーモラスな仮面劇の形をとりながら勧善懲悪・因果応報の理を教える宗教劇。今も春秋と節分の年3回上演・公開されており、多くの観客を楽しませています。本書ではこの壬生狂言の30曲に及ぶ全演目のあらすじと見所を紹介(英文付き)、久保田康夫氏による最新の舞台写真とともにその魅力を伝えます。序文は壬生寺・松浦俊海貫主、また壬生寺と壬生狂言をめぐっての濱崎加奈子氏(有斐斎弘道館館長)によるエッセイも収録。(淡交社HPより)

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知っておきたい和食の文化

佐藤洋一郎編(勉誠社 2022/1)
日本人と外国人にとっての和食はどう違うのか? 
江戸時代の人々はどのような料理を食べていたのか?
鯨食は日本の伝統文化なのか?そもそも和食って何?
一口に和食といっても、その意味するところは、地域や国によって様々である。
本書では、伝統的な日本の食文化を「和食文化」と定義し、様々な謎や疑問について、歴史や材料など多角的に探り、文化を守る取り組みも紹介する。(勉誠社HPより)

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大倉源次郎の能楽談義

世界無形文化遺産に登録された能楽を楽しむ要素は身近にたくさんあり、その歴史や文化はあらゆることに繋がっています。多くの方に伝統文化の価値やすばらしさ、面白さを知ってもらい、大切に守っていくべきものであることを能楽小鼓方大倉流宗家がわかりやすく、かつユニークな視点で語ります。
(淡交社HP説明文より一部引用)

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京菓子と琳派

京菓子とは、江戸時代の京都において誕生した、世界でも稀なる芸術的な菓子。本書は、琳派をテーマに制作された京菓子を紹介。日本文化の奥深さに触れてください。

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風呂敷- Furoshiki-

風呂敷伝統文様と、包む形の美しさに見る風呂敷の世界。京都の老舗メーカーのコレクションから、約160点の風呂敷をご紹介します。

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京の花街ーひと・わざ・まち

花街(かがい)が生みだしてきた文化的な側面を明らかにするために、聞き取り調査や文献調査をまとめた一冊。

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賀茂御祖神社の歴史をひもとく―糺勧進能

「糺勧進能」プロジェクトの成果をまとめたました。賀茂御祖神社宮司・新木宮司、東京大学大学院教授・松岡心平による巻頭文にはじまり、ヴィジュアル豊富な「糺勧進能」の公演記録、各界の有識者による公演への特別寄稿文を掲載し、あの夜の記憶をいま一度振り返り、「糺勧進能」再興の意義を広く共有して頂きたく存じます

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