SCWF二条城 / Living History in京都・二条城

国宝・二条城二之丸御殿にて、後水尾天皇の行幸を再現

2016年10月、東京オリンピック2020の最初の文化イベント「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」が京都で開催されました。世界遺産二条城では、「第三代将軍徳川家光による後水尾天皇への饗応を再現」をコンセプトに、各国政府関係者をはじめとする招待者と、市民千人をお招きしました。
この一夜限りの歴史的なおもてなしの再現に、濱崎が総合プロデューサーとして参画いたしました。

国宝・唐門前の庭燎(かがり火)

小堀遠州の代表作「二之丸庭園」をライトアップ

公家の教養でもあった日本のスポーツ・蹴鞠の実演

寛永サロンにちなむ四代池坊専好氏による立花

400年前も天皇と将軍がご覧になった能楽の実演

主催/スポーツ・文化・ワールド・フォーラム京都実行委員会(担当/京都市文化市民局 京都芸術都市推進室 文化芸術企画課)

写真撮影/大道雪代

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Living History in京都・二条城については下記をご覧ください。

・Living History in京都・二条城 https://livinghistory-nijojo.com/
・「『文化財を生かす』を実践的視野から考える-二条城におけるLiving History促進事業を例に-」(独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所文化遺産部遺跡整備研究室、令和2年度遺跡整備・活用研究集会報告書、pp.103-114)
https://repository.nabunken.go.jp/dspace/bitstream/11177/9557/1/BC06318044_103_114.pdf

糺勧進能

室町時代の勧進猿楽の再興

今から約550年前の寛正5年(1464)、将軍・足利義政公の前で行われた「糺河原勧進猿楽」(能楽公演)の再興として、賀茂御祖神社(下鴨神社)の重要文化財・舞殿にて、「糺勧進能」(平成27年5月)および「糺勧進猿楽」(平成28年4月)が行われ、濱崎が再興プロデューサーとして参画いたしました。


重要文化財の舞殿にて上演、約700名の方々が歴史的な再興を見守りました


仕舞「野宮」片山九郎右衛門


能「賀茂」前シテ(里の女) 観世清和(二十六世観世宗家)


アイ 茂山七五三


後ツレ(賀茂御祖神) 林宗一郎


後シテ(賀茂別雷神) 観世清和


弓矢神事


550年前の絵図にちなみ、本殿から舞殿へと橋掛りをかけました

主催:糺猿楽再興実行委員会
日時:平成27年5月30日
会場:賀茂御祖神社・舞殿
撮影:相澤裕明、宮下直樹

曲水の宴

北野天満宮にて「曲水の宴」を千百余年ぶりに再興するにあたり、濱崎が行事再興のプロデューサーとして参画いたしました。

学問の神様として知られる御祭神菅原道真公(菅公)は、その高い文才を評価されて、幾度も、宇多天皇主催の曲水の宴に文人として招かれています。その折に菅公が作られた詩文のいくつかは『菅公文草』に見ることができます。

このたびの再興においては、「和魂漢才」を掲げた菅原道真公を顕彰すべく、漢詩と和歌による曲水の宴といたしました。また、宇多天皇の御代に曲水の宴が催された折に菅公が作られた漢詩(一部)を朗詠として復興させ、今回が初披露となりました。


道真公ゆかりの紅梅殿と別離の庭


詩人=笹岡隆甫氏(華道未生流笹岡家元)/歌人=川尾朋子氏(書家)


詩人の髙﨑秀夫氏(京都銀行会長)


詩人は漢詩を、歌人は和歌をしたためます


道真公の漢詩と和歌にあわせて白拍子が舞います(今様白拍子研究所)

主催:北野天満宮
日時:平成28年11月3日
会場:北野天満宮 紅梅殿別離の庭
写真撮影:大道雪代

有斐斎弘道館

弘道館(こうどうかん)は、江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/1734-1807)が創立した学問所です。淇園は開物学という独自で難解な学問を創始する一方、詩文や書画にも優れた風流人で、門弟3千人と言われました。2009年にマンションになりかけたことから有志により保存の声があがり、2013年に公益財団法人 有斐斎弘道館(ゆうひさいこうどうかん)となりました。建造物ならびに庭園を保存するとともに、現代における学問所の再興をめざして、活動を続けています。