西陣エリアのビジョン委員を務めさせていただいている関係で、インタビューを受けました。
にしZINE【にし-ジン】西新のいまを伝えるマガジン
by 京都市総合企画局プロジェクト推進室
記事はこちらでご覧いただけます。
https://nishizine.city.kyoto.lg.jp/people/people-290/
西陣といえば西陣織を想起される方が多いと思いますが、このエリアには、御所を中心として、茶道や能楽、またそれにまつわるあらゆる産業や文化が集積している、まさに京都のなかの京都といってもよいエリア。
そんな、日本を代表する文化的な地域も、有斐斎弘道館の事例をみてもわかるように、伝統的な建造物や庭園が壊され続けており、また新しく住まいを始める人が4割を超えるなど、とりわけ「継承」という視点からいえば困難な状況となっています。
今日も「暮らしの文化の継承」をテーマに専門会議が開かれ、仕事の合間に駆けつけました。なかでも冷泉貴美子さんが「<守る>とは<知る>こと」とおっしゃたのが印象的でした。
時代による変化を恐れてはいけないと思いますが、変化しやすい時代にあって、「守る」ことにどのような意味があるのかについて、再度より広い視野から考えてみるべきではないかと、改めて思った次第。
西陣エリアは、歴史と文化という視点からいえば密度の濃ゆ~い地域です。
今後もぜひご注目ください。